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 令和6年度辰水元気づくり協議会活動について

 

皆さまご存知の通り、令和6年4月1日から旧辰水小学校の校舎が使えなくなりました。

 辰水小学校が閉校してから7年、当 辰水元気づくり協議会は校舎の利活用をもって、地域の元気、交流、活性化、これらを図る活動をして参りました。

 その会が、校舎が使えなくなった今どう活動していくのか、また校舎の利用再開は望めるのかが、皆さまの大きな関心であり、懸念事項だと思います。

 

 校舎の利活用の道が閉ざされた今、このまま活性化事業が何もできず、そして何もせず地域が衰退していくことだけは、避けなければならないと、当協議会 役員全員一致で協議会の存続と、新しい活動について考えることとなりました。

 今年度を新たなスタートの年と位置付け、辰水地域が元気でありつづけ、安心して生活ができるよう、各種団体と協働して、旧辰水小学校を拠点として、地域活性化に取り組みます。

 加えて、継続している事業を立て直すため、引き続き津市と協議を行って参ります。

 

今年度の取り組みとして

1.校舎の全面利活用再開に向け、津市と継続的に協議を重ねます。

2.みさと放課後こども教室をはじめ、こども支援活動の推進を図ります。

3.モーニングカフェの新たな再開に向け、全力で取り組みます。

4.防災訓練を通じて、災害時の校舎利活用を具体化します。

5.事業の推進を図るため、協議を重ね、取組みを強化します。

6.地域住民との交流を目的としたイベント開催を目指します。

7.地域活動の見える化を図るため、機関紙等の発行に努めます。

8.新しく未来部会を設置し、校舎を拠点に地域活性化を模索します。

 

上記に2点ほど補足させていただきます

1点目。8番に出てくる未来部会ですが、辰水小の利用形態が変わる中、辰水小を拠点として、辰水地域が元気でありつづけるため、地域の未来を見すえた活動を検討する部会として発足しました。

 

 二年前に行ったアンケートで、地域の声をいただいたこともあり、以下を3本柱として、検討してまいります。

・衰退する農林業の課題解決にむけた活動を考える

・災害時の校舎の利活用を、防災訓練などを通じて考える

・地域の良さを再発見できるようなレクレーション行事を考える

 

 これらを主軸とした事業を継続して行うことにより、地域の活性化だけでなく、

津市、県、国、公益財団などから、「活性化事業」「農林業推進事業」などと認められれば、

校舎の利用制限の撤廃や変更、改修のための補助金‥助成金のカクトクを経て、校舎利用 再開への可能性が上がるのではないか、という算段もあります。

津市だけに頼っていたら、今現在の財財政状況、そして地域活性化への熱量のなさをみるに、とうてい全面改修・利用再開への道は険しいと実感しております。

 

 そのため、今までのように交流イベントだけではなく、地域課題に、地域の方と取り組める協議会へとしていきたいですし、自治会を含め、地域の関係団体の皆さまとも協働して取り組んで行けるような、態勢づくりを行っていきたいと思っております。

 

 補足2点目です。

その事業・イベントのことになります。校舎が使えないのにどうするんや、とお思いになるでしょう。ごもっともです。我々も、その点には頭を悩ませております。

3月の時点では、4月までに玄関まわりの職員室・図工室だけでも使えるように改修するから、そこと体育館・グラウンドを使ってもらえれば、と言われていたのが、

年度が変わって4月、校舎の工事は未定です、体育館はスポーツだけです、体育館2階の会議室も消防法改修が必要なので使えませんと言われ、大いに翻弄されております。

 

さて、残ったのはグラウンドです。暑い、寒い、雨天はどうするのか、は置いておいて、4つの事業を検討中です。

 

地域の魅力再発見、ということで2つ

1、四季の星空観察会

2、冬に地域を回るウォーキング

 

3、地域防災・避難場所‥辰水小ですね、を身近に感じるための、防災イベント

  こちらの内容については、美里全域の防災訓練‥今年は高宮で開催がありますので、そちらとの兼ね合いもありますし、また子どもから高齢者まで楽しく参加してもらうにはどうしたら良いかということがありますので、規模や内容については現在要検討となっております

 

4、農林業の課題解決への一歩として

 すでに5月に1件、試作として開催しております。地域の農産物を有効活用としてメンマ作りの試作会を行いました。

あともう1件、女性・初心者向けに草刈り機勉強会を小規模で良いので開催できればと、

思っております。

 

 いずれの事業も、予算のこともありますし、市の対応次第のこともありますので、検討を重ねたが実施に至らなかった、または小規模で試作的なイベントになるかもしれませんが、

今年度は検討と挑戦、そして地域の方、企業、団体などの協力者を集める準備の年として、来年度、再来年度へと、つなげ、続け、各種事業を広く大きくできるよう、

そして、以前のようなフェスタやモーニングなどの事業再開に向けても諦めることなく、検討をつづけ、辰水地域が元気でありつづけられるよう、頑張って参りたいと思います。

 

とは言え、協議会でできることは限られております。

繰り返しになりますが、自治会を始め地域団体の方々、‥地域みんなの力を借りて、いえ力を集めて、結集して、進んで行きたいと思いますので、どうぞお力をお貸しください!

2024.06.15

 

※総会のあと、秋の避難訓練行事を、

地域住民の交流、地域の魅力発見・農林業の課題解決をテーマにした、『収穫祭(仮称)』へと変更致しました。

避難訓練については、関係各所とじっくり相談・検討をし、開催できるよう動いて参ります。

2024.07.01

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